目指せプロレベル!ドルフィンスルーが上手くなるコツを厳選して紹介

目指せプロレベル!ドルフィンスルーが上手くなるコツを厳選して紹介

ドルフィンスルーは、初心者の方にとって難しいポイントではないでしょうか。
波に突っ込んでいくというあの感覚は、なかなか慣れないものですね。
今回は、ドルフィンスルーのコツについてお伝えしていきます。

なみこの顔写真

ドルフィンスルーって英語でも同じにゃ?

なみすけの顔写真

海外だと、ダックダイブというらしいわん。

全体をまずは理解しよう

 

なみこの顔写真

全体は大事にゃ。

なみすけの顔写真

確かに俯瞰してみた事ってなかったわん。

ドルフィンスルーがどのような動きになっているか、図で理解していきましょう。

ドルフィンスルーは、三つのシーンからなっています。

  • 加速
  • 沈む
  • 浮上

ただ、注意をしていただきたいのは、波は動いている、という事になります。
どういうことかというと、

この図のように、波は動いているので、先ほどの3つのシーンで説明したような前に進むという事は、ほぼ起きていません。
更に言ってしまうと、後ろに戻ってしまうという事がほとんどです。

何が言いたいかというと、ドルフィンスルーは、前に進む技術ではなく、その位置をキープする技術だということです。
このことを意識して次に進みましょう。

加速するシーンで大切なこと

 

なみすけの顔写真

パドリングはやっぱり大事わん

その通りです。パドリングがとても大切です。
パドリングが苦手な方は、是非こちらの記事をご覧ください。
パドリングが上手くなるコツとは?意識すべき3つのポイント
パドリングで大事なことは、こちらの記事に書いてあるように水を後ろにかいていく、ということがとても大事になってきます。
パドリングで良く水をつかむためには
ドルフィンスルーをやるシーンにおいて大切なことは、ギリギリまでパドリングをするということになってきます。
初心者に多く見られるのが、だいぶ手前で辞めて沈む準備をしてしまうということ。
パドリングをしていない状態だと、スピードは落ちていきます。
沈める行為をする限界ギリギリまで、パドリングをしていきましょう。

サーフボードを沈めるシーンで大事なこと

 

なみこの顔写真

なかなかサーフボードが沈まないにゃ

サーフボードの形状にもよりますが、基本的にはサーフボードは沈みづらいものになっています。
大事なことは、ノーズの方から刺すように沈めるという事。
どういうことかというと…

なるべく先端を押してあげないとサーフボードが沈みづらくなってしまいます。
テイクオフの位置でサーフボードを沈めようとすると、なかなか沈まないのは右の図のようになるからです。

サーフボードはなるべく沈めてあげると良いので、先端を持ち、体をなるべく水面にあげて重力を使って沈めてあげるようにしましょう。
トッププロになると、デッキパッドに足をついて潜っている選手がいますが、まずは膝をついた状態からやるようにしてあげましょう。

その際には、少しサーフボードが前に進むように意識して足でサーフボードを押し込むと良いです。
真下に蹴ってしまうと、サーフボードの浮力を受け、沈めることができなくなってしまいます。

浮上するシーンで大切なこと

 

なみこの顔写真

浮き上がるのって結構難しいにゃ。

そうなんですよね。初心者の方にヒアリングすると、ほぼ全ての人が浮きあがり動作を意識できていないとのことでした。
さて、その場合どういったことが起きてしまうのでしょうか。
まず最初は、初心者の方に多い、沈めたことで安心して、ノーズが下がったままの状態だった場合を見てみましょう。

ノーズが下がったままだと、波の力とサーフボードが持つ浮力によって斜め後ろ方向に進んでしまうことがわかります。
もちろんのこと、これでは良いドルフィンスルーとは言えません。
一方、上手い人の動きを見てみましょう。

ノーズが上がった状態で浮上動作を行っています。
ノーズが上がることで、サーフボードの浮上などを上手く利用することができ、斜め上方向に進むことができます。

では、この動きをするときに大事なことは何でしょうか。
それは、腕を引くという動作をすることです。
ノーズを押し込み、足でテールを沈めこませた状態だと、体がサーフボードが離れた状態になっています。

その状態から、押し込んだサーフボードを身体に引き寄せるようにしてあげることで、身体を沈めることができるだけじゃなく、サーフボードのノーズを引き上げることができるのです。

まとめ

 

なみこの顔写真

波が前に進んでいるって忘れていたにゃ。

なみすけの顔写真

その場をキープするってなんか気が楽になったわん。