テイクオフできない人の特徴!あなたはこんなテイクオフしていませんか?

テイクオフできない人の特徴!あなたはこんなテイクオフしていませんか?

サーフィン初心者の方にとってテイクオフはとても難しいですよね。
そんなテイクオフも、実はちょっとしたことを変えるだけでスムーズにテイクオフが出来るようになったりします。
この記事では、サーファーのタイプ別にテイクオフが出来ていない人の特徴と改善方法などをご紹介します!

波に置いていかれるタイプ

テイクオフ時に、波に置いていかれるタイプの人は主に2つの原因が考えられます。

1.テイクオフ時にボードのノーズが上がってしまっている

波が割れる時、波頭では岸に向かって押す力が発生します。
この時にサーフボードで波の推進力をキャッチします。
上手くキャッチできれば、テイクオフに成功し、キャッチできなければ波に置いていかれてしまいます。
どこでキャッチするのかと言うと、サーフボードのボトムとフィンです。
なので、テイクオフの時にボードのノーズを上げてしまうと、波の推進力を受けられずにスルーしてしまい波に置いていかれてしまいます。

改善方法

基本的にボードは水平にしましょう。または、少しノーズを下げることを意識してみると良いでしょう。
大事なことは、「テイクオフの際にボードのノーズを水平より高くしないこと」です。
ボードのボトムとフィンで波の推進力を受け取り、スーッとボードが走り出したら瞬時にボードに立つことで波に置いていかれることがなくなりますよ。

2.波の割れない(パワーのない)ところから乗ろうとしている

テイクオフで一番大事な要素はポジショニングです。波のパワーのないところからテイクオフをしようとしても絶対にテイクオフはできません。
例えば、厚くて割れない波や、波のピークから離れたショルダー側から乗ろうとしても、いくらパドリングをしようが波に置いていかれてしまいます。

改善方法

テイクオフをする前に、波のパワーを一番受けることができるピークポイントにパドリングで移動をしてからテイクオフをしましょう。
“波のパワーを利用し、波に押し出してもらう”という感覚です。
波が近くに来る前に、ピークポイントに近づいてからテイクオフをすることで、ボードが波の推進力を上手く受け取ることができ、ボードがスムーズに押し出されます。
これを意識するだけで波に置いていかれることなく楽にテイクオフができるようになりますよ。

足を前に素早く出せないタイプ

サーフィンでのテイクオフで足が出ない、または足が引っかかるタイプの方の原因は主に2つあります。

1.股関節の柔軟性・腹筋や太ももの筋肉がない

テイクオフで立ち上がるために一番重要なのは「股関節の柔軟性」です。
テイクオフは腹ばいの状態から腰を上げて作った狭い空間に一瞬で足を持ってくるの必要があるため、股関節の柔軟性がとても重要になります。
また、足を腹筋や太ももの筋肉で引きつけるための腹筋や太ももの筋肉も必要です。

改善方法

股関節の柔軟性を上げるために、ストレッチを普段から行うようにしましょう。
また腹筋や太ももの筋肉をつけるための筋トレを行うと海でのテイクオフの動きがかなりスムーズになります。ぜひやってみてください。

2.手のつく位置を間違えている

テイクオフで手を板につけ上半身を持ち上げる時、胸の横に手を置いていませんか?胸の横に手を置いて上半身を持ち上げると、足を出す空間が狭くなり足を前に出しづらくなってしまいます。

改善方法

手をつく位置は胸の横ではなく、みぞおち付近の両サイドに手のひらをセットしましょう。そうすると、伸ばした腕の肩関節の上に体重が乗りやすくなり、腕と膝の間に空間を作りやすくなるので、足が入りやすくなります。(足を引き付けやすくなります)

ノーズが刺さってしまうタイプ

テイクオフ時にノーズが刺さってパーリングしてしまうタイプの人は、主に以下の原因が考えられます。

1.テイクオフ時に目線(顔)を下に向けてしまっている

テイクオフをする時、目線が下を向いていませんか?サーフィンは基本的に自分が見ている方向にボートが進んでいきます。そのため、下を見てしまうと必然的にボードのノーズが下を向いてしまい、そのまま海面に突き刺さってしまいます。

改善方法

必ずテイクオフする時は、顔を進行方向に向けて(岸を見るイメージで)テイクオフしましょう。手をつく時も、足を前に出す時もです。
そのため、海だけでなく家でも顔を前に向けたままテイクオフするイメージトレーニングを何度もやることをおすすめします。鏡の前など自分の動きを確認できる所でやると良いです。体にテイクオフの動きを覚えさせ、それから海で実践するという練習を繰り返すと必ず上達しますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ぜひご紹介したテイクオフのコツを実践してみてくださいね。テイクオフができるようになると、さらにサーフィンが楽しくなりますよ。読んでいただいた方が、楽しいサーフィンライフを送れるよう願っております。