【サーファー専用】Windyを使って波を予測!予測しやすいコツとは?

Windyとは?

Windyは、画面のように視覚的に波や風の情報が分かるアプリです。 ブラウザからでもアクセスが出来るようになっており、無料で見れるのがとてもありがたいサービスになっています。
windy.com のスクリーンショット
https://www.windy.com/
Windy(Windytyとも)は、天気予報を視覚的にとらえる優れたツールです。スピーディで直感的、詳細かつ最も正確なこの気象アプリは、プロのパイロットやパラグライダー飛行者、スカイダイバー、カイトサーファー、サーファー、ボート競技者、漁師、ストームチェイサー、ウェザーギークの信頼を集め、さらには各国政府や軍関係者、救護チームなどでも利用されています。 熱帯性暴風雨や潜在的な悪天候を追跡している、旅行を計画している、好きなアウトドアスポーツを追求している、またはただ週末に雨が降るか知る必要があるとき、Windyは周辺の最新の天気予報を提供します。

波を予測するために必要な情報

4つの要素が重要となってきます。
  • 波の強さ≒うねりの強さ(波高)
  • 波の向き≒うねりの向き(波向き)
  • 風の強さ
  • 風の向き
それぞれ説明してきます。

波の強さとは?

その名の通り、波がどれくらいの強さで向かってきているかを指しています。この値が高ければ高いほど、ブレイクする波が大きくなります。

波の向きとは?

意外と忘れがちなのがこの向きです。うねりは、シンプルに言ってしまえば水の流れなので、何かにぶつかるとその力は軽減されます。 簡単に図で説明すると以下のような形になります。
windy.comより引用

風の強さとは?

もう、説明不要ですね。風がどれくらいの強さで吹いているかを示しています。

風の向きとは?

実はサーフィンで大事なのが、この風の向き。うねりとの方向次第で良い波も悪い波にもなります。 オンショア、オフショアという言葉は聞いたことがあるかもしれません。 この4つの要素を組み合わせて、波がどうなっていくかを予想していきます。

実際に見ながらコツを覚えよう

ステップとしては、4つあります。

自分がサーフィンをしたい時間帯にセットする

下の時間バーを選択する事で、時間を任意で設定する事が出来ます。 1週間先まで予測できるので、サーフトリップなどの参考にもすることが出来ます。

うねりの高さでポイントを探す

濃い色の方が、基本的にはうねりが高いポイントになっています。風の向きなどにも異なりますが、サイズとしては、以下が目安となっています。 自分の好きな高さの波高のポイントの目星をいくつかつけておきましょう。
分類 だいたいの目安(m)
フラット 0m
スネ 0.3m
0.5m
モモ 0.7m
0.9m
1.1m
1.3m
1.5m
1.7m
頭半 2.5m
ダブル 3.4m
トリプル 5.1m

風の向きが合っているポイントを探す

風モードにすると、視覚的に風の強さが見えると思います。ポイントに対して、しっかりとオフショアになっているポイントを選びます。 風が弱ければ、あまり気にしなくても良いですが、実は海水温と陸の温度の違いで、沿岸部では風が吹いてしまうということがあるので、オフショアがベストです。 良い風の条件は、海に向かっていく風(オフショア)>海岸と並行の風(サイドショア)>陸地に向かって吹く風(オンショア)となっています。 こちらも先ほどと同様、大体の目星をつけておきます。

詳細情報を見る

Windyでは、ポイントを選択することで、そこの詳細情報を知ることができます。 このように、風の強さ、向き、うねりの方向を一覧で足してくれます。 また、下の方にはより細かい時間帯別の情報が入っていますので、参考にしてみてください。

Windyについてもう少し詳しく

実はWindyは年々アップデートしていて、今は以下のようなデータも見ることが出来ます。
レーダーと衛星 気象レーダー 衛星
最大瞬間風速 累積風量
雨、雷 累積雨量 新雪 積雪深 降水量タイプ 雷雨
気温 露点 湿度 凍結高度
上層雲 中層雲 下層雲 霧 雲頂 クラウドベース 視界 CAPE指標
うねり うねり2 うねり3 風浪 海水温 海流
大気質 二酸化窒素 PM2.5 エアロゾル オゾン層 一酸化炭素濃度 粉塵質量 二酸化硫黄質量
また、Windyは、ヨーロッパの気象予測モデル「ECMWF」とアメリカの気象予測モデル「GFS」を利用して天気予報をしています。

まとめ

サーフィンが上手くなるためには、良い波のポイントで入ることが必須となっています。是非、あなたが最高の波に乗れることを願っています!

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