プロサーファーの年収、人数、なり方ってどうなの?

プロサーファーの年収、人数、なり方ってどうなの?

最近は、プロサーファーもYoutubeを始めたことで目に見える機会が増えてきました。
そんな中、疑問の声がたくさん寄せられたので、今回はお答えしたいと思います。

「平均年収ってどれくらいなの?」
「世界で何人くらいいるの?」
「プロサーファーってどうやって認定されているの?」

などなど、プロサーファーってこういう人たちですよ、というのをご紹介します。

なみこの顔写真

プロサーファーっていったいなにものにゃ?

なみすけの顔写真

サーフィンが上手い人という理解はしているけれどもなんか多い気がするわん

 

日本のプロサーファーの年収は?


さて、いきなりドストレートな質問ですが、プロサーファーの年収は、
・大会の賞金
・スポンサー契約
という二種類がメインの収入源となります。(実際はサーフショップ経営やバイトなどをしています)

大会賞金って?

国内大会の優勝賞金の相場は50万円~80万円となっています。
国内では、3月~12月にかけて、大小問わず年間約50ものサーフィンの大会が開催されています。

プロとして多数大会に出場して、優勝などが出来たとしても国内トップのプロ選手でも年収300万円程度が予想の数値です。
実際はプロでも年収100万円にも満たない選手も多いとの事。

スポンサー契約の収入って?


日本のごく一部のプロサーファーを除いて、ほとんどのプロサーファーは、サーフボードやウエットスーツの専属契約をメーカーと結んでいても、現物支給がほとんどです。
仮に出たとしても大会のエントリー費や渡航費の支給など、直接的に収入にはなっていません。

日本ではいえば、トップ選手の五十嵐カノア選手や、松田詩野選手などはスポンサー収入があるようでトップクラスとなっています。
五十嵐カノアの情報まとめ | 年収やインスタや身長は?
松田詩野の情報まとめ | 年収やインスタや身長は?

日本でプロサーファーになるには?


日本では、JPSA(日本プロサーフィン連盟)のプロテストを合格した人が「プロサーファー」ということになっています。
サーフィンはエントリー費を払って賞金を貰う大会に出場をするシステムであることから、JPSAではギャンブルとの区別を図るために、大会に出場する為にはこの資格を有することを条件としています。
サーファーは、この公認資格を獲得し「プロ」として位置づけられ、色々な大会に参戦しポイントを獲得していくことになります。

プロサーファーになるには、JPSAの大会に出場し、ライディングの技術、波の難易度、選択、スピード、コントロール、パワー等を総合して採点され、ベスト2ウェーブの合計点が12ポイント以上だと合格となります。
合格率はわずか2%と狭き門と言われています。

日本のプロサーファーの人数は?

日本のプロサーファーには4つのカテゴリーがあります。
・ショートボード男子
・ショートボード女子
・ロングボード男子
・ロングボード女子
それぞれで人数が異なっておりますが、2020年現在、JPSAのホームページでの登録人数を見ると以下の登録人数となっています。
合計:391人
・ショートボード男子 133人
・ショートボード女子 67人
・ロングボード男子 155人
・ロングボード女子 36人

数としてはかなり少ないことがうかがえると思います。

世界のプロサーファーの年収は?


海外のサーフィンメディアの「STAB MAGAGINE」によると、世界で活躍するプロサーファーの賞金獲得&総収入ランキングは以下の通りです。

1位 ジョン・ジョン・フローレンス(アメリカ)
獲得賞金63万1000ドル 総収入610万ドル(約6億5000万円)
2位 ガブリエル・メディナ(ブラジル)
獲得賞金28万2000ドル 総収入550万ドル(約6億円)
3位 ジョーディー・スミス(南アフリカ)
獲得賞金27万2000ドル 総収入300万ドル(約3億2000万円)
4位 ミック・ファニング(オーストラリア)
獲得賞金16万2000ドル 総収入280万ドル(約3億円)
5位 コローヘ・アンディーノ(アメリカ)
獲得賞金20万8000ドル 総収入260万ドル(約2億8000万円)
6位 ジュリアン・ウィルソン(オーストラリア)
獲得賞金18万3000ドル 総収入230万ドル(約2億5000万円)
7位 フィリペ・トレド(ブラジル)
獲得賞金13万8500ドル 総収入160万ドル(約1億7000万円)
8位 ステファニー・ギルモア(オーストラリア)
獲得賞金13万ドル 総収入140万ドル(約1億5000万円)
9位 カリッサ・ムーア(アメリカ)
獲得賞金23万ドル 総収入112万ドル(約1億2000万円)
10位 ジャック・フリーストーン(オーストラリア)
獲得賞金12万5000ドル 総収入100万ドル(約1億円)

いかがだったでしょうか。
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